山口市唯一の映画館「山口スカラ座」が11月1日の営業を最後に閉館する。
運営する丸三商事によると、将来の経営見通しが立たないため。
山口市は全国2か所目の映画館がない県庁所在地となり、関係者から閉館を惜しむ声が相次いでいる。
丸三商事は1960年にもともとあった映画館(泉都劇場)を買収。当初、スクリーンは一つだったが改修を重ね、現在は4スクリーン計530席ある。同社によると、黒字経営は維持しているが、観客数は1970~80年代がピークで以降は減少した。
同社の藤田博社長(65)は「経営状態も良く、自分の体力もあるうちに閉めようと思った」と説明。閉館決定後は、昔からの客が「ここでジョーズを見た」「ビートルズのレット・イット・ビーを見た」などと懐かしんでいるという。社長は「お世話になった観客の皆さんにはありがたいの一言」とし、27日から一律1000円(3Dは1300円)で上映している。
日本映画製作者連盟(東京)によると、スカラ座の閉館で、山口市は奈良市に次いで映画館のない県庁所在地となる。
ソースは 読売オンライン
住所 | 山口県山口市泉都町1154 |
アクセス | JR湯田温泉駅から北へ徒歩8分 |
営業時間 | 上映スケジュールによる |
定休日 | 年中無休 |
HP | 山口スカラ座 |
備考 |
1970年頃、山口市の映画館で、「ある愛の詩」と一緒に上映されていた映画の題名を教えて下さい。