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6/30【閉店】琉平

琉平2012年6月30日(土)閉店

開店から40年、沖縄と広島を結んできた沖縄料理店「琉平」(広島市東区東蟹屋町)が30日、閉店する。三線(さんしん)など琉球文化を伝え、広島で暮らすウチナーンチュ(沖縄の人)たちが絆を確認する場でもあった。別れを惜しむ客で、連夜にぎわっている。

 那覇市出身の平良俊夫さん(82)が、沖縄が本土復帰した1972年12月にオープン。ゴーヤーチャンプルーやラフテーなどが並んだ。食材の7割を現地から取り寄せ、郷愁に駆られる若者を引き寄せた。「出世払いもよくあったよ」。平良さんはほほ笑む。

 店に三線を持ち込み演奏していた客が95年、ひろしま三線クラブを結成。広島の愛好者も加わり、現在は約200人に。広島沖縄県人会(約250世帯)の誕生もこの店が舞台だ。

 3年前に帯状疱疹(ほうしん)を患った平良さん。体力の衰えで閉店を決意した。20代から通う広島沖縄県人会の中村盛博会長(62)は「広島と沖縄の絆を感じられる場所だった。最後の日まで飲み明かして応援する」。平良さんは今後も県人会顧問として、広島と沖縄を橋渡しする。
ソースは中国新聞

住所 広島県広島市東区東蟹屋町12-14
アクセス 広島市電:猿猴橋町駅
営業時間 18:00~23:00
定休日 月曜・日曜・祝日
HP
備考



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