レイクサイドボウル 2011年8月31日(水)閉店
セイコーエンタープライス(水戸市)が運営する水戸市千波町のレイクサイドボウルが8月31日に閉館する。東日本大震災で被害を受け3月11日以降、ボウリング場は休業状態が続いていた。千波湖畔で娯楽を提供してきた老舗施設が42年の歴史に幕を下ろす。
施設2階にあるボウリング場は、震災により一部天井が落下、レーンにゆがみが入った。2階建ての建物に大きな被害はなく、同社は今夏の営業再開を目指し、修繕準備を進めていた。
しかし、築42年という建物の構造上、修理費用が膨らんだ。震災時のスプリンクラー散水によるゲーム管理システムの故障も重なり、費用回収のめどが立たず再開を断念することになった。
1階のイタリアンカフェ「ミオ・バール」は4月1日から再開しているが、7月31日に閉店。施設内多目的スタジオ利用契約の終了を待ち、8月31日に全館閉館となる。
従業員によると、同施設で働く社員約10人には、全員解雇が言い渡されたという。
レイクサイドボウルは1969(昭和44)年に開業。現在「桜田門外ノ変」オープンセットのある千波公園で営業し、閉園した遊園地「偕楽園レイクランド」とともに、水戸市内の娯楽をけん引。休業直前まで、月の入場者数も平均10万人に上り、県内でもトップクラスの稼働率を誇った。
同社は「今でも毎日30件程度の再開に関する問い合わせがある。閉館は苦渋の選択で、残念」と話している。
ソースは茨城新聞
住所 |
茨城県水戸市千波町2746 |
アクセス |
JR常磐線:偕楽園 |
営業時間 |
12:00~24:00(金・土・祝前日~25:00) 日・祝9:00~24:00 |
定休日 |
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HP |
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備考 |
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