2024-06-08
狭山市のお茶の名門といわれる狭山茶の生産・茶商の町田園(同市南入曽、町田整社長)が東京電力福島第1原発事故後の販売不振により、今月末で全店舗を閉店することになった。県内の有力茶園の倒産・閉店は「橋本園」(入間市宮寺)に次いで2件目。
戦前からある町田園は狭山茶の生産・卸し業を行っており、市内屈指の名門茶屋。町田社長によると、3月11日の福島第1原発事故後、8月までの売り上げは2割減にとどまっていた。しかし、9月の厚生労働省の抜き打ち検査で、県内産狭山茶の暫定基準値(500ベクレル)を超えていることが判明し、売り上げが半分以下に落ち込み、これからの贈答セールも見込めず、存続は無理と判断した。
本店、西武新宿線狭山市駅前と入曽駅前の3店舗はともに30日付で閉店する。
ソースは埼玉新聞
住所 | 〒350-1305 埼玉県狭山市入間川1-3-2 スカイテラス1F |
アクセス | 西武新宿線:狭山市 |
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