広島県営広島西飛行場(広島市西区)を廃港にして整備した広島ヘリポートが15日、業務を始めた。14機分のエプロン(駐機場)を備え、県と広島市が共同で運用する。来年度には県の医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)も配備される。
午前9時半から西飛行場のターミナルビルから衣替えした管理事務所で利用開始式があった。県と市、ヘリの事業者たち約20人が出席。県の加藤雅啓空港港湾部長は「機動性を生かし、災害対応や人命救助をするヘリの活動をしっかり支えたい」とあいさつした。
一方、15日午前0時で廃港となった西飛行場の滑走路では、14日夜から使えなくなったことを示す巨大な「×」印(長さ54メートル、幅22メートル)を路面に塗装する作業が進んだ。
へリポートの敷地は、滑走路北端を横切る広島南道路の工事の進み具合に合わせて縮小。2014年春、最終的に約8ヘクタールとなる。
市消防局や県警、民間企業などのヘリコプター15機が引き続き駐機する。県はドクターヘリの拠点として、出動に備える医師や看護師が待機、研修する拠点を来年度末までに1億円かけて整備する。地震など大規模災害の際は、救援活動で飛来するヘリを受け入れる防災拠点となる。
ソースは中国新聞
住所 | 〒733-0036 広島県広島市西区観音新町4丁目10 |
電話番号 | 道路交通局 都市交通部 空港担当 082-504-2643 |
アクセス | 広島駅から広島西飛行場行きバスで30分 山陽自動車道広島IC/五日市ICから車で30分 |
営業時間 | 8:30~19:00 |
定休日 | |
HP | 広島県空港振興課 |
備考 |
より大きな地図で 広島へリポート を表示
旧広島空港。広島空港移転後は広島西飛行場となり、小型機の飛行場として定期便もあったが、廃港となった。現在は西飛行場跡地の一部を広島ヘリポートとして利用。