幕末に生まれ、長く庶民に親しまれた洋菓子「関の戸」(現「新潟奉行菓」)を継承する老舗「フクヤ菓子舗」(新潟市中央区東堀前通11)が12月10日に閉店する。地元ではカステラの名店としても知られた。店主(85)は「年を取ったし、後継者もいない。惜しんでくれる人は多いが区切りを付けたい」と話す。
関の戸は卵、小麦粉、砂糖で作るクッキーのような菓子。幕末、初代新潟奉行の川村修就(ながたか)が長崎から取り寄せた西洋菓子の製法を基に作らせたのが始まりで、新潟市最初の洋菓子という。「鎖国か開国かという世相の関門を越えて輸入された」という意味を込め、川村が名付けたとされる。
ソースは新潟日報
住所 | 新潟県新潟市中央区東掘前通11-1777 |
アクセス | JR各線:新潟駅 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
HP | |
備考 |